




Tsutsumu® Name Card Case - Liscio -
心を「包む」、日本の美

大切な名刺を1枚の革で包むおもてなし
贈答品に使われる風呂敷、袱紗、熨斗袋など、日本では、大切なものを丁寧に包む文化があります。
この「包む」という日本の伝統的な美意識から名刺入れをデザインしました。
糸や金具、ベルトなど、留め具は一切使用しません。上質な1枚の革を、ただ折り紙のように美しく折り重ね、大切な名刺を包みます。
また日本では、頂いた名刺は、相手の分身として丁重に扱います。
大切な名刺を丁寧に包むTsutsumu®は、自分自身の品格や感性と共に、日本のおもてなしの文化も相手に伝えるビジネスアイテムです。
相手を気遣う解く所作

丁寧に包まれたものは、解く所作にも相手への気遣いや思いやりが込められます。ビジネスシーンにおいては、相手を待たせないこと、最小限の動作でスムーズに名刺を取り出せることが優先されます。
「Tsutsumu®」は留め具がないので、素早く開けて、スムーズに名刺を取り出すことが可能です。
革が馴染めば、取り出し用の切り欠きがフタの上から手触りでわかるので、下を向かずに相手の方を見たまま、スマートに名刺を取り出せます。
革の魅力と端正なデザイン

「大切な名刺だからこそ、最高の素材で包みこむ。」
Tsutsumu®に使用する革は、ずっと触っていたくなるような柔らかく吸い付くような心地よい手触りです。約2mmの元厚のまま用い、使えば使うほど、美しく味わい深く変化します。
サイズは全く無駄のない、ほぼ名刺サイズ。完全にシンメトリーな端正なデザインで、フォーマルな雰囲気を纏います。
滑らかな質感のヴァケッタレザー
滑らかなを意味するイタリア語、Liscio(リーショ)。9世紀初頭からイタリア・トスカーナ地方に伝わる「ヴァケッタレザー」を採用しています。。植物タンニンで鞣し、じっくりとオイルを染み込ませ、ほぼ永久に潤いと艶のある革質を味わえます。
銀面はスムースできめ細かく、染料仕上げによる自然な色ムラがあり、革らしい上品な味わい深い表情です。
ヴァケッタレザーのエイジングは、数あるイタリアンレザーの中でも際立つ存在で、見事なまでに美しく色艶が深まります。
(詳しい革の説明は「Material」のタブをクリック)

イタリア・トスカーナの滑らかな丘陵
Tsutsumu® Name Card Caseは、数々の受賞により、国内外で高く評価されています。
Awards

iF DESIGN AWARD 2019
Tsutsumu® Card Case
世界三大デザインアワードの一つiF DESIGN AWARDは、iF International Forum Design GmbHが主催し、1953年以来、世界で最も権威のあるデザイン賞の一つです。
iFロゴは「優れたデザインの証」として世界で広く認知されています。毎年50か国から7,000を超える応募が寄せられ審査が行われます。

A’ Design Award & Competition 2019
Tsutsumu® Card Case
最高のデザイン、デザインコンセプト、製品、サービスを選ぶ世界最大級のデザインコンペティションです。デザインのクオリティと完成度の高さを表すバロメーターとして、世界的に認められています。

DFA Design for Asia Awards 2019
Tsutsumu® Card Case
2003年香港デザインセンターにより設立された、アジアの視点から優れたデザインを表彰する国際的なデザイン賞です。全体的なデザインの優秀性、技術的応用力、アジアへの影響力、商業的および社会的成功の4つの視点から審査し、表彰されます。

European Product Design Award 2019
Tsutsumu® Card Case
才能ある国際的なプロダクトデザイナーの努力を称えるために創設されたデザイン・コンペティションです。世界中から寄せられた何千ものデザインプロジェクトから、最も美しく、機能的で、革新的な製品が選ばれます。

IDEA 2018
Tsutsumu® Card Case
世界三大デザインアワードの一つインターナショナル・デザイン・エクセレンス賞(IDEA)は、アメリカのアメリカ・インダストリアル・デザイナー協会(IDSA)が主催するデザイン賞で、25年以上もの歴史があります。経済の質に大きな変化と貢献をもたらすユニークで斬新な作品に対し評価を与え、広く伝えていくことを目的としています。

Asia Design Prize 2018
Tsutsumu® Card Case
韓国のデザインポータル「DESIGNSORI」が主催する国際デザインコンペです。デザインでアジアにおける社会問題の解決を試みるアジア初の公共に資する賞です。異常気象、格差社会、人種差別、食料危機、など社会問題に取り組むデザインが表彰されます。

おもてなしセレクション 2017
Tsutsumu® Card Case
日本の優れた“おもてなし心”あふれる商品・サービスを発掘し、世界に広めることを目的に創設されたアワードです。使う人を思いやる心から生まれたこだわりの技、伝統を継承しながらも改良を重ねる創意工夫を「世界に発信したい“日本ならでは”の魅力」として選定しています。
滑らかな質感
「滑らかな」を意味するイタリア語、Liscio(リーショ)。銀面はスムースできめ細かく、染料仕上げによる自然な色ムラがあり、革らしい上品で味わい深い表情です。
採用したのは、9世紀初頭からイタリア・トスカーナ地方に伝わる「ヴァケッタレザー」。植物タンニンで鞣し、じっくりとオイルを染み込ませ、使うほどに内部のオイルが染み出し、艶のある革質を味わえます。
ヴァケッタレザーのエイジングは、数あるイタリアンレザーの中でも際立つ存在で、見事なまでに美しく色艶が深まります。
エイジング
Camel(キャメル):ラクダの毛の色。黄みがかった明るいブラウン。
Chestnut(チェスナット):栗色。赤みのあるブラウン。
Teal(ティール):鴨の顔の毛の色。青緑色が次第に濃く。
Black(黒):マットな表情から次第に艶のある黒に。
染料仕上げ
革の着色には、染料と顔料、大きく2つの方法があります。
顔料仕上の特徴は、塗料の膜を形成し、水や汚れ、傷などに強いこと。一方、塗料で覆われ、革らしい質感は乏しくしなります。
この革で用いられる染料仕上の特徴は、表情はそのまま色を染めた革らしい質感です。ただし、原皮の傷や虫刺されの跡などを隠すことができません。また、水が染みやすく取り扱いに注意が必要です。
しかし、大切にご使用いただければ、傷や水染みも次第に馴染み、味わいへと変わってきます。
植物タンニンなめし
革のなめしには多くの方法がありますが、中でも「植物タンニンなめし」と「クロムなめし」が主流です。
クロムなめしの革は、軽く、柔らかく、丈夫です。また、エイジングもほとんどしないので、最初の美しさを長く保つことができます。
一方、この革で用いられる植物タンニンなめしの特徴は、固く、重たく、エイジングにより表情が変化すること。
傷もつきやすいですが、次第に馴染み、革らしさを満喫することができます。
ナチュラルマーク
動物は生きていれば傷やシミ、虫刺されなどが付き物です。通常の革では、顔料やエナメルでそれらは覆い隠されてしまいます。
しかし、この革は、革本来の質感や触感を大切にした染料仕上。そのため下記のような『生きた証(ナチュラルマーク)』が刻まれていることが多くあります。これらは、天然の素材ゆえの唯一無二の個性です。
不良ではございませんが、その表情の好みは人それぞれ。希望される場合、交換を承ることも可能です。希望する場合「返金ポリシー」の返品・交換の欄をご確認の上お手続きをお願いいたします。
バラ傷
この革の元となる牛は、ストレスが少なく、健康に育つ様に、放牧飼育されています。そのため、ぶつかったり、喧嘩したりしたときの小傷、虫刺されの跡が多くあります。これらの傷痕が「バラ傷」です。自然に近い良い環境で育つほど、革質はよくなりますが、バラ傷は多くなります。
革全体に散在し、避ければ小さなパーツしか取れません。そのため、大きなパーツにはよく含まれます。
人工の素材には決してみられない、天然革ならではの個性的な表情です。


血筋
天然皮革にしかない模様、人工でなく天然である最もよく見られる証が、「血筋」です。これは、皮膚の下の血管の痕です。銀面にうっすらと見えるものや、軽く皺として残ったもの、床面にくっきりと現れるものがあります。



トラ
動物の複雑な形状を、革として平らにならした時にできる長い筋目の縞模様。まるで虎のしま模様のように見えるため「トラ」と言われます。
トラは特に首筋周りに多く、この革はショルダー(肩)なので、トラが頻繁にみられます。品質的には問題なく、トラが多い背骨付近は、繊維密度が高く、革質はかえって良質です。フラットで皺のない革のほうが良質であるとは限りません。
イタリアンレザーでは、トラは革の表情を豊かにする個性として大変親しまれています。

ピンホール
毛穴や毛根が残ったもので「ピンホール」と呼ばれます。特にこの革のように染色だけで表面加工をほとんどしない場合、自然の表情としてしばしば確認できます。

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