




Hitoe® Sextet
4/12より予約開始を予定していたHitoe® Quartet & Sextetですが、製品の使い勝手をさらに改良するため、約1ヶ月ほどプロジェクトを延期することに致します。
大変お待たせして申し訳ございませんが、デザインに修正を加え、さらに完成度の高い製品を目指してまいります。
ご理解賜りますよう宜しくお願い申し上げます。

薄い束入れ
コインポケットのない長財布のことを「束入れ(たばいれ)」と言います。
束入れの一般的な特徴は、硬貨がないので薄いこと。
その中でも際立って薄い束入れ、それが「Hitoe® Sextet(セクステット)」です。

たっぷり収納しても薄いまま
収納しても、薄いまま
4つのカードポケットが重ならない「Hitoe®(単)構造」が薄さを実現します。
・カード12枚収納時の厚さ9mm(最厚部)
・サイズ 175 x 92mm
それぞれのカードポケットに1~2枚、合計6~12枚のカードを収納可能です。

ミニマルなデザイン
収納するカードを芯材に
Hitoe® Sextetは、全面カードポケットであることを生かし、収納するカードを芯材代わりに利用し、薄いデザインを成立させています。
またカードとカードの間が曲がることで、変形に柔軟に追従し、カードの破損を防ぎます。

収納するカードを芯材として利用
薄さの追求
端部は「巻き込み」でなく「縫代」を設けています。これは「薄さ」を追求するためです。巻き込めば、サイズは小さくなりますが、革の重なりが増え、厚くなります。
目指すべき理想に忠実なディテールです。


長く美しく愛用できる
財布のトラブルは、ほとんどが金物や縫製が原因です。金物は一切使用せず、縫製はたった6本のみ。痛みやすい角やエッジは、表革と内革を重ね耐久性を高めます。さらに摩擦を受ける折り曲げ部はステッチを設けません。
縫代は限りなく小さく、型崩れしにくいデザインです。

角は革を重ね丈夫に
美しいディテール
正確かつ繊細なステッチ、染色の上に丁寧に磨かれたコバ(革の断面)、滑らかな床面(革の裏面)、熱したコテで縁に入れた細い線(ネン引き)。細部に至るまで美しさを追求しています。

美しい縫代部の端部処理
紙幣はそのまま
紙幣ポケットは大きく開き、スムーズに出し入れ可能です。

Hitoe® Foldのパートナーに
Hitoe® Foldは、最大で7枚のカードを収納できます。
しかし、「カードが多くてHitoe® Foldでは足りない・・・」
そのような方には、このHitoe® Sextetが、最良のパートナーとなります。
2つ合わせれば、最大7+12=19枚のカードを収納可能。
溜まっていく領収書、重ねたくない大切なカード、使用頻度の低いカードは、Hitoe® Sextetに入れバックに。
持ち歩くお金やカードは、Hitoe® Foldに入れポケットに。
外出がさらに快適になります。

滑らかな質感のヴァケッタレザー
使用しているのは、9世紀初頭からイタリア・トスカーナ地方に伝わる「ヴァケッタレザー」。植物タンニンで鞣し、じっくりとオイルを染み込ませ、ほぼ永久に潤いと艶のある革質を味わえます。
銀面はスムースできめ細かく、染料仕上げによる自然な色ムラがあり、革らしい上品な味わい深い表情です。
ヴァケッタレザーのエイジングは、数あるイタリアンレザーの中でも際立つ存在で、見事なまでに美しく色艶が深まります。
(詳しい革の説明は「Material」のタブをクリック)

イタリア・トスカーナの滑らかな丘陵
使用上の注意
カードは最初は1枚から
カードポケットにはマチがありません。その代わりに伸縮しやすい揉み加工された革を薄く加工し使用しています。
寸法に余裕がないので、当初はそれぞれのポケットにカードは1枚しか入りません。2枚収納する場合も、まずは1枚で十分に革を馴染ませ、革が伸びてから2枚目をセットして下さい。
一手間必要ですが、一度馴染めばジャストフィットし、快適にご使用いただけます。
滑らかな質感
「滑らかな」を意味するイタリア語、Liscio(リーショ)。銀面はスムースできめ細かく、染料仕上げによる自然な色ムラがあり、革らしい上品で味わい深い表情です。
採用したのは、9世紀初頭からイタリア・トスカーナ地方に伝わる「ヴァケッタレザー」。植物タンニンで鞣し、じっくりとオイルを染み込ませ、ほぼ永久に潤いと艶のある革質を味わえます。
ヴァケッタレザーのエイジングは、数あるイタリアンレザーの中でも際立つ存在で、見事なまでに美しく色艶が深まります。
エイジング
Camel(キャメル):ラクダの毛の色。黄みがかった明るいブラウン。
Chestnut(チェスナット):栗色。赤みのあるブラウン。
Teal(ティール):鴨の顔の毛の色。青緑色が次第に濃く。
Black(黒):マットな表情から次第に艶のある黒に。
ナチュラルマーク
動物は生きていれば傷やシミ、虫刺されなどが付き物です。通常の革では、顔料やエナメルでそれらは覆い隠されてしまいます。
しかし、この革は、革本来の質感や触感を大切にした染料仕上。そのため下記のような『生きた証(ナチュラルマーク)』が刻まれていることが多くあります。これらは、天然の素材ゆえの唯一無二の個性です。
不良ではございませんが、その表情の好みは人それぞれ。希望される場合、交換を承ることも可能です。希望する場合「返金ポリシー」の返品・交換の欄をご確認の上お手続きをお願いいたします。
バラ傷
この革の元となる牛は、ストレスが少なく、健康に育つ様に、放牧飼育されています。そのため、ぶつかったり、喧嘩したりしたときの小傷、虫刺されの跡が多くあります。これらの傷痕が「バラ傷」です。自然に近い良い環境で育つほど、革質はよくなりますが、バラ傷は多くなります。
革全体に散在し、避ければ小さなパーツしか取れません。そのため、大きなパーツにはよく含まれます。
人工の素材には決してみられない、天然革ならではの個性的な表情です。


血筋
天然皮革にしかない模様、人工でなく天然である最もよく見られる証が、「血筋」です。これは、皮膚の下の血管の痕です。銀面にうっすらと見えるものや、軽く皺として残ったもの、床面にくっきりと現れるものがあります。



トラ
動物の複雑な形状を、革として平らにならした時にできる長い筋目の縞模様。まるで虎のしま模様のように見えるため「トラ」と言われます。
トラは特に首筋周りに多く、この革はショルダー(肩)なので、トラが頻繁にみられます。品質的には問題なく、トラが多い背骨付近は、繊維密度が高く、革質はかえって良質です。フラットで皺のない革のほうが良質であるとは限りません。
イタリアンレザーでは、トラは革の表情を豊かにする個性として大変親しまれています。

ピンホール
毛穴や毛根が残ったもので「ピンホール」と呼ばれます。特にこの革のように染色だけで表面加工をほとんどしない場合、自然の表情としてしばしば確認できます。

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