革について -Ortensia-

紫陽花のような美しいペールカラー
紫陽花(あじさい)を表すイタリア語「Ortensia(オルテンシア)」。
ウェットホワイト鞣しの革で、美しいペールトーンの色彩が特徴です。染料(アニリン)で樽染めした後、顔料を5回に分けて吹き付けて仕上げています。
傷・汚れに強く、水を弾き、ほとんどエイジングしないので美しい淡い色を長く保つことができます。
革はシングルバッド(背中から腰)を使用。もっとも繊維が密で肌目細かい部位で、シボ加工した際も均質で美しいシボが得られます。
コバを磨くことは困難な革ですが、色の重なりがわかる透明なまま手間を惜しまず磨き上げます。


